ジャッジ

誰かに何かを注意しようとする時。

旦那さんに、

自宅前にタバコの吸い殻をポイ捨てするのをやめて欲しい、という

想念があがる。

その、ポイ捨てした吸い殻を拾い、集めるのは自分だ。

吸い殻を拾わなければならないじゃないか。

わたしは仕事をさせられている。

わたしは犠牲者だ。

わたしは不利だ。

わたしは攻撃されている。

あの人は、わたしを攻撃している。

わたしは、正しい。

わたしの方が、絶対正しい。

だから、

改める必要があるのは、彼の方だ。

断じて、わたしではない。

世間一般的に見ても、わたしの方が正しいに決まっている。

わたしは、正しさを分かっている。

わたしは、清いものである。

わたしは、無罪だ。

改める必要があるのは、彼だけだ。

彼は、まったくわかっていないのだ。

彼は、わたしよりも劣っているのだ。

彼は、間違ったことをしている。

彼に罪がある。

だから、言ってやろう。

彼が、間違っているのだから。

彼がポイ捨てをやめない限り、

わたしは平安ではない。

いや、存在自体が。

わたしの平安を奪いやがって！

「注意しよう」とした、

その時点で、瞬間ジャッジしていた。

その後で、どうのこうのやっても

全く無意味だ。

ずっと、その連続。

本当に、トゥルーマンショーなんだ。

だめだ。

本当に自分で作りだした考えから、

抜け出せない。

聖霊、自分一人では抜け出せません。

聖霊、どうか助けてください。

聖霊、どうかお導きください。

わたしは正しさよりも

神の平安を望みます。

だから、

間違っていたことを望みます。

神様ありがとうございます。