私は知覚に問題があります

なので感じていることを、どうか聖霊あなたに打ち明けさせてください。

戦場のピアニスト

 

これも2回目を見る。

 

神に助けられていたシュピルマン

 

最後のエンドロール。

全員、役割を演じていた。

 

食べ物を横取りして、地面に落ちた粥に顔を突っ込んで貪る老人。

憎らしい。殺したい。惨めすぎて。

 

毎食食べている施設の高齢者と重なる。

 

 

貪ってた老人も、

みんな、役割だった。

 

ヘロルドやシュピルマンや、ヴィルム・ホーゼンフェルトだけじゃなかった。

役、お疲れさん。

ありがとう。

 

全部自分で監督して、自分で撮影して、自分でキャスティングして、

映し出していたから。

 

VFXで映像作ってるの、俺。

 

編集してるの、俺。

 

自分が大元で、

しかももう終わっているのか。

 

私かよ、

この世界、宇宙の監督は!

 

何を隠している?

 

 

今、私は、

神という名を口にしたくない。

 

でも、

 

自分が自分にこうやってやってきた、

隠してきたことを、

 

全部、一つも残すことなく、

自分が自分に隠さず、顕にしたい。

 

己に。

一つ残らず。

 

ヘロルドみたいに嘘つき続けたり、

シュピルマンみたいに隠れ続けたくない。

 

顕にしたい。

自分が自分に。

 

聖霊

私に、バラしてほしい。

 

 

今日、ムカついた利用者、

ドイツ兵のように殴り倒したかった。

 

その小さい婆ちゃん利用者が浮かんだ。

 

それを殴りたい私も、

その人もみんな一緒。

 

この後ろの監督は私だ。

 

 

泣き叫んでいた。

ヘロルドの私も、シュピルマンの私も。

 

 

聖霊に助けを求める気もなく、

まだ成り代わりたい、を続けていたい。

 

でもそろそろ終わりにしてもいいんじゃない?

そんな感じがしている。

 

 

戦争の映画や話に惹かれている。

 

被害者と加害者も、

それを映し出してるのは俺で、どちらも俺だったということを知るのに、

自分にとっては分かりやすい。

 

 

本は嫌いだ。

一冊読み切ったことがほとんどない。

根気ないし理解できず、すぐ辞めるから。

 

だが、これはなぜか目にとまることがあって、手元に来た。

読んでみる。