扉
「すずめの戸締り」っていう映画は、どういう話か全く知らない。
「お返しします!」と主人公の女の子が叫んでいたところだけが、耳に残り、
ずっと気になっている。
扉。
グラディエーターのラストも扉。
信じる力を、
私を、神にお返しします。
11月献身滞在の玄関周りの修繕ファンクションで、
ローラーでファンデーションという塗料を塗った後、
最後に扉から玄関に入り、閉めた。
信じる力を、分離はあり得るという思考に、力を与えない。
扉を閉めるって、
神に信じる力をお返しする願望と心の決断
分離ができるという思考を、そうだ、と信じて前に進まず、
閉じて、返す。ひき下がる。
私ごと、神にお返しする。
私もろとも。
間違ってるかもしれないけど、
そんな感じがしていた。