私は知覚に問題があります

なので感じていることを、どうか聖霊あなたに打ち明けさせてください。

あなたを頼ります

朝、起きる時間に声を掛けていく。

 

多くの人の支度を時間内に進めて行かなかければならない中、

 

重度の認知症の人で

目は開いているけど起きようとしない人がいた。

 

「行くのは嫌なんです。」

 

困ったな。

 

「こんなに長生きしてしまって、

どうしたらいいの?」

 

居なくなってしまいたい。

 

そう言っているように聞こえた。

 

「悲しいわ。」

 

目に涙を浮かべていて、不安になっている。

 

業務を進めていくことが気になる。

 

ベッドに座っていたその人が車椅子に移ってもらうのに

身をかがめていた時だった。

 

ここで立ち止まらないと。

 

どういう経緯か忘れたが、

同じ目線でその人を抱きしめていた。

 

ほんの数分だったけど、温かさを感じた。

 

ただそうしていた。

 

平安を感じられた唯一の瞬間だった。

 

目的を忘れまくって

自分が失敗しないように、進めていかなければと恐れていたので

自分の望みは何なのか?なんてすっ飛んでいた。

 

立ち止まらせてくれた。

 

ありがとう。

 

ここに居てもいいんだよ。

 

言葉ではそう声をかけたと思う。

 

相手が何を感じていたとしても

相手が96才だろうが、なんだろうが、

 

聖霊に私に代わって見て欲しい

と懇願しているかどうか、なのか。

 

この抱擁のことを思い出すと、温かくなる。

 

 

誰よりも不安になっている私自身。

 

私自身の愛と助けを求める懇請。

 

一緒に聖霊の答えを聞くのは怖かった。

 

あなたがたが誰なのか、という答えを。

 

怖かったからはぐらかすことに必死だった。

 

身体はハグしていたけれど。

 

 

「あなたを頼ります」

 

真っ直ぐにはっきりと

そう言われてドキッとした。

 

すごく動揺して、ひるんだ。

 

最初それを言われたのは私に対してだと思っていた。

 

でもそれは

 

あなたが頼りにするのは神なんだよ

 

そう私自身に教えたかった私の声だ。

 

 

あなたを頼ります。

 

彼女の助けを求めている、切実で真摯でストレートな強い思い。

 

それに比べると

全く本気でないし、なよなよで逃げ腰だ。

本当には困っていないと思っている。

 

あなたを頼ります。

 

全然そう思っていませんでした。

 

これを二人で、言うのか。

 

 

あなたを頼ります。

 

なんと力強い祈りなんだろう。。

 

そうか。

 

 

はい。

 

教えていただいてありがとうございます。

 

 

私はいつも美談みたいに、教えられたことだけをブログに描こうとしていて、

エスがして欲しいこと、

愛に対する抵抗や闇を光に晒していくために書こうとしていません。

 

このこともそうだと思っています。

 

晒したくないし、表面的なことだけに留めていたいです。

 

ブログだけでなく、勉強会やファンクション、仕事、

すべてそうです。

 

今はそれを晒したいです。