負けを認めようとしていない
うーーっすら感じていたけど
見たくなかった、
認めたくなかった想いがあった。
祥子ちゃんから感じる従う姿勢や献身の姿勢。
敵わない。
私にはない。
私は負けてます。
うん。私はわかっていますよ。
受け入れていますよ。
そういう体でいた。
けど、、、
それを
認めたくない、と思っていた。
それを認めてしまうと、
自分の惨めさを認めることになるから。
ああ。
そうだ。
自分で自分に分からないようにしていたかったよ。
気づきたくなかったな。
恥ずかしいよな。
勝とうとしているなんて、
そんなこと私が思っているはずない。
そう思い込んでいたかった。