私は知覚に問題があります

なので感じていることを、どうか聖霊あなたに打ち明けさせてください。

手紙②

次に手紙を書いたのは、両親あてだった。

 

先日のセッションの後に、

ちょうど注文していた五井先生のCDがポストに届いていた。

 

母の誕生日は12月だから、

ちょっと早いけど五井先生の講和集のCD5枚ほどをプレゼントしようと思っていた。

 

先日、電話がかかってきて、

私が送った五井先生の本の中に、自分が知りたいことが書いてあって、

すごく良かった!もう一度読みたい!と言っていたので、

 

CDがあればより分かりやすいだろうと思った。

 

で、

このCDを送るのに、

手紙を添えていた。

 

最初は、

CD送るね。66才?だっけ誕生日おめでとう。

というものすごく、そっけない、インスタントなメッセージだった。

それも、乱雑な字。

 

しかし、そのまま送らず、手元においてあって、

旦那さんへの手紙を書いたあと、

もう一度書きなおそう、そう思った。

 

 

先日、母に会った時に、

もしかしたら、わたしは、いろいろ勉強してるから、

海外に何日かいったりするようになるかも!とか、

 

そっちに何か月か住むことになるかも。などと宣い、

 

母に、「私、これから飛躍します!」

「あなたたちや、今までの生活は切り離します!私の幸せのために!」と

言っていた。

 

「あんたとは、違うんだよ、わたしは!

あなたは、何もわかっていないのだから、平凡で、父ちゃんと関係性をせいぜいがんばって、やってなさい。」

と、母に心で言っていたのだった。。

 

それによって十分母を傷つけていることは、分かっていたが、分からないふりして、

 

自分の方が偉い。あんたよりも!

とさんざん言って、殺していた。

 

もちろん、心の奥底で分かっていたし、

完全に殺したかった。

 

「もしかしかしたら、旦那さんと別れることもあるかもね。」

と平然と言った。

 

 

だから、それを聞いた母が本気心配し、

「順ちゃん、そんなん、やめてといて~。」

と言われたとき、

 

大丈夫だよ。と言いつつ、

 

こいつの息の根を完全に止めなければと思い、

心配そうな母をうっとおしく、めんどくさいとしか思わなかった。

 

 

それで、

あの横浜駅で別れたときの言葉を最後に、

それから会っていなかった。

 

今思えば、

「赦したんだよ。。」と言ってくれていたのだ。

 

 

旦那さんにあてた手紙と同じ便箋に、

手紙を書いていく。

 

 

素直に。

本当に、あの映画「手紙」のお兄ちゃん

そのものだ。

 

 

父ちゃん

母ちゃんへ

 

最初は、母の誕生日宛だから、

母だけにあてたが、最終的に、二人宛になった。

 

67才誕生日おめでとう。

五井先生のCDを贈ります。という文から、書き始める。

 

旦那さんと私の結婚5周年になりました。

母ちゃんと父ちゃん、皆さんのお蔭様です。ありがとう。

 

これを機に、旦那さんに出会ってから今日まで、色々振り返ってみました。

本当に、何から何まで、毅さんのお蔭様で今あることに気づきました。

 

出会った時から何一つ、彼は変わらず優しく、私を思いやってくれます。

 

私は女として男性に愛されることに抵抗があったし、正直、学歴や身なり、職業で見下していました。あとバツ一だからといって、胡坐をかいてこちらから大切にしていなかった。

 

でも本当は、彼は大切にしてくれます。

私がどんな態度をとっても赦してくれます。

 

母ちゃん、私間違ってたよ。

愛してやるよ。拾ってやった。ぐらいに思ってた。

なんて間違ってたんだろう!

 

 

 

母は、父と結婚した当初、手紙のやりとり2回だけで

親同士の同意だけで結婚を決められた。

お互い、好きな人がいたのに、別れさせられ、

好きでもないのに40年一緒なのが奇跡だと言っていた。

 

仲たがいも多く、喧嘩ばかりで、言い争いばかり。

母は泣かされ、父もお前なんか!と言っていた。

母は太っていたため、父はお前やせろよ!とののしり

父は兄弟を優先し、家族優先にしたい母をうっとうしく思ってたりした。

 

今でこそ、お互いに感謝するようになったが、

子供のころから、

私はこの二人、どうしたら仲良くなれるのかな。。

父が母へ向ける愛を、私が生まれたことで、奪ってしまったんだ!

だから、私がなんとかして、二人を愛し合しあえるようにしなければならない!

本気でそう思ってきた。

罪を償おうとしていた。

 

だから、私が二人にしようとすることは、

 

仲良くしないと!とアドバイスするとか

父ちゃんの旅行に、母ちゃんは全く興味がないから、私が母の代わりをしないと。

といって、父ちゃんとハワイに一緒に行ったりした。

 

母は、父とまったく趣味、考え方、お金の管理面、料理の好みすべてにおいて合わない。出身地が同じ。それだけだと本人たちも言う。

 

だから、それを埋めるため、

私はできることをしたいと思い、

 

両者の間に立ち、

母には、母の喜ぶことをしたり、母が行きたいところの旅行したりし、

父には、父の喜ぶことをし、母が嫌うけど、父が喜ぶ海外旅行に付き合ったりした。

 

そうすることで、

二人がそれぞれ満足できてる様子を見れれば、私は幸せだし、

二人も喜んでるから、すごく良かったと思ってきた。

 

五井先生のCDをあげたり、本を読むといいよ!というのも、

その延長だったのだと思う。

 

母ちゃんと父ちゃんが、幸せでいて欲しいから、

五井先生がついてればもう大丈夫だからね!と言って。

 

そうすることが、お互いの幸せに違いにない!本当にそう思っていた。

 

母の受けた傷については、理解しがたかった。

また、父が傷ついていると想像したくもなかった。

どっちの立場にも原因があるし、二人とも悪い。と思っていたからだ。

 

 

思い出しながら、

泣く。

続きを書く。

 

母ちゃん、私は五井先生を母ちゃんに勧めて、

一生懸命、「母ちゃん、感謝だよ!お祈りだよ!感謝するのが一番いいんだよ!」

と勧めたけれど、、、

 

 

 

一番できてなかったのは、私だったよ。。

 

 

 

こんなにもどうしようもない私は、旦那さんがいなければだめなんだ。

愛を教えてくれるだんなさんがいないと、生きていけない。

 

そう、旦那さんは神様なんだ、母ちゃん。

 

 

 

十数年前、

母は信頼のおける霊能を持った人に、

「あなたの旦那さんは、神様みたいな人ですよ。。」とアドバイスをもらったことがあり、

それに対し、母は猛烈に激怒し、

「なんだって!!そんなわけないよ!!あんなんが、神様なわけあるか!!」

と私に怒り狂って言ってきた。

ものすごい、拒絶ぶりだった。

 

そして子供のころから私も、母の言う、そのままを信じて生きてきた。

あいつ、最低。だと

 

だんだん、それは母の見方であって、

違うかもしれない。と思うようになったけれど。

 

それを思い出した。

 

そういえば、先日の五井先生の話をした時も、

 

「父ちゃんが神様???感謝ね~~?

養ってくれたことや、親族と離れたところに住まわせてくれていることには感謝できるけど、神様とは思えないわ~」と

あの時の話と同じように言った。

 

 

母ちゃん、

彼は神様なんだ。

 

そしてそれを

一番わかっていなかったのは、私だったよ。。

 

 

涙がとまらない。。

 

 

母ちゃん、

母ちゃんのせいにしていたんだ、私!

 

母ちゃん、なんで父ちゃんに感謝できないんだろうと。。。

 

それわたしだったよ。。母ちゃん

 

 

私の愛と助けを求める懇請だったんだ。。!

わたしの。

 

 

 

母ちゃん。いかに自分が間違ってきたか、旦那さんに謝ったよ。

今までごめんって。

 

私を養ってくれてるんだ。。

神様が私を生かしてくれるのと同じじゃないか。。

 

私の人生に光と愛を与えてくれる。。喜びを与えてくれる。

与えさせてくれる。。。

 

これぞまさしく、神様じゃないか!

ああ旦那さん有難う!

 

 

母ちゃん、

旦那さんから愛想つかされたら、それはしょうがない。

あきらめる。

 

でも、旦那さんについていくよ。

今まで私を大切にしてくれたように、

私ももっと彼を大切にし、愛していきます。

私、間違えてたよ。

 

私、旦那さんと出会えたことが一番なんだよ。

 

母ちゃん、

こないだ心配かけるようなこと言ってしまったけれど、

全く分からなかったから、あんなこと言ったんだ。。

ごめんなさい。

 

 

泣き続けながら、

守護神守護霊様に見守られながら、書き続ける。。

 

 

私は彼なしには生きていけない女です。

だから安心してね。心配かけさせてごめんなさい。

 

旦那さんにも一字一句たがわずに話したよ。同じこと。

 

そしてこれからも助けてください。

よろしくお願いします。と頭を下げました。

 

そして母ちゃん、やっぱりいつもどおり優しく、温かく「うん」と言ってくれました。

 

母ちゃん、これ以上の幸せはないよ。私にとって。

 

ありがとう!ありがとう!ありがとう!

 

これから色々あったとしても、彼を支えて感謝のうちに

愛していこうと思います。

 

温かく見守ってください。

そして年の功で、時々父ちゃんと母ちゃんにご指導いただくとありがたいです。

 

父ちゃん

母ちゃん、

愛し、愛されるために私を産み育ててきてくれたことに心から感謝します。

 

私はとても幸せです。

すべてを用意し、私をここまで導いてくださった神様に感謝いたします。

有難うございます。

 

 

これは、見守って下さる守護の神様が書かせてくれた手紙だ。。

有難うございます。。。

 

わたしの、間違いだったといって、

すべてが、溶け去っていく。

 

神様が消してくださる。。

 

 

私の不幸の原因を、

すべて両親や親族の不仲のせいにしてきた。

押し付けてきた。

 

すべて、

見せてくれた。

 

わたしが、助けを求めていたことを。

 

 

こどもが幸せでいることが、親の幸せ。。

 

よく言われるけど、

本当にそうだったんだ。。

 

 神様、

わたし間違えてきました。

 

 有難うございます。

 

母ちゃん、父ちゃん、本当はずっとお互いひかれあって

愛し合っているんだね。

二人とも体に気を付けて、仲良く楽しんでね。!

 

 

そう締めくくった。