私は知覚に問題があります

なので感じていることを、どうか聖霊あなたに打ち明けさせてください。

美しさ

子供のころ、

父親からは、

「お前は美人だ。」

と言われ

 

母親からは

「女は絶対顔じゃないのよ!中身なのよ!」と

言われて育ってきた。

 

美人だと言われると、

否定しつつも、

 

20代前半は、それを利用して

職場の男の人の視線を集めてるのよ!と思ってきた。

しかし、逆に

顔だけで判断するのは愚かだね。と思っていた。

 

実際何人か、声をかけられた。

 

しかし、

 

子供のころから、

弟を憎み、両親を憎み、

学校の勉強はできず、

 

友達もいたけど、

心を開けない。

 

夏休みは一歩も友達などの交流はなく、

小学校の女の先生や男子生徒にいじめられる。

 

小さいころから、内面は、

憎しみ、怒り、劣等感がものすごい渦になっていて、

衝動で学習机に何度もナイフと突き立てたりして、

私は自分が精神的におかしいと思ってきた。

 

男女問わず、鉄の壁をつくっていた。

 

そして、

「本当の美しさは何だろうか?」

と思うようになった。

 

今の旦那さんに対して、

この顔じゃなかったら、

30後半の女相手にしなかっただろう。(出会ったのはこの頃)

 

顔だけなんだろうね。。きっと。

 

と勝手に決めていた。

 

そして

40過ぎになり、

 

顔にはほうれい線。

あんなに紫外線をさけたり、美白化粧品にお金をかけてきたのに、シミ多数。

お肌もオイリーと乾燥肌半々、で荒れている。

 

白髪も出てきているし、

 

若いころのぴちぴち感なんて

ない。

 

食い止めようとがんばった時期もあった。

化粧品の種類とか、ネットで食い入るように見ていた。

 

だんだん

悲嘆にくれるということはなくなった。

 

自分は女である、という周りの反応を気にしなくなったからだ。

周りが女と見ていないだけなんだけなんだけど(笑)

 

だんだん、どうでもよくなった。

あきらめてきた。

 

ああ、

こうやって、どんなに努力しても

衰えるものは、衰えるんだな。と

納得してきた。

 

降参か?

 

私がつかんできたものは、なんだったんだろう?

 

以前、

鏡に向かって顔をみて、化粧していたときに、

 

聖霊に一言、

「がいこつ」

と言われた。

 

ビビった。

 

奇跡講座の一節に

骸骨に化粧をして、服を着せて何がいいのか?みたいなところが

あったな、と思い出す。

 

がいこつなのに、

 

それが愛おしくてたまらない(笑)

 

がいこつに見えないんですよ~~、これが。。

 

きらびやかな宝石だと信じている。

 

私の大切な大切な宝だと信じている。

 

 

おい、もうおばさんだぞ!

20代ならともかく、おばさんだぞ!!

 

と無理やり納得させようとするが、

 

過去の記憶そのままを信じている。

 

そしてこのまま年とっていったら

どうなるのか?

 

わたし、と思ってきたわたしは、

ただの想念の束だ。

 

それは、以前よりは理解しはじめているが、

 

貧乳はわたしじゃないんだよねー、

でも

「顔だけはーー!顔だけはわたしなんだーー!!」

 

と叫んでいる。

 

ものすごい執着だ。。

 

 

顔かたちに対する執着、

父と母からすりこまれたということにしておきたかった、

わたしの分離を信じる思考。

 

顔形によって

神の愛が得られるか、得られないかが裁かれる。みたいな。

 

 

しかし、

もうそれを手放す時がきた。

 

 

真我に向き合って、

もう一度尋ねる。

 

「本当の美しさとは何ですか?」

 

兄弟の中に、その麗しさを見なさい。

 

そういわれた気がした。